100回泣くこと

2005年11月9日 読書
レポートが終わらないのに現実逃避に読み始めてしまった。
まだ読み始めたばっかだけど、やっぱ中村航好きだ。
なんというか、この人の文章は自分にとってすごい適温なんだと思う。
熱すぎず、冷たすぎず。

追記:読了。第二章まではよかった。正直このままの流れでダラダラ終わってもよかったとすら思う。三章以降の話は食傷気味なのだ。多分、もっと違う時期に読んでいたら別の感想を持ったと思うが、しかしこの手の話はもういいよ、というのが正直な感想。三章に入って、ああまたこんな話かと思う一方で、しかし中村航だから、何か思いもよらない展開が待っているのかもしれないと思ったが、そんな期待は裏切られてしまった。確かに文章は中村航なのだ。そこは魅力だ。しかし彼の日常を非日常のように描く力、日常に非日常を織り交ぜる力、そういったものが感じられなかった。まあ要はストーリーがありきたりということ。中村航の大きな魅力のひとつはそのストーリーにあるのになあ。



ISBN:4093861544 単行本 中村 航 小学館 2005/10 ¥1,365

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