最後の息子

2006年1月21日 読書
二限を寝ぶっちしたあげく、やるべきことを何もしないでただ引き篭もって本を読んでいた。
まあそんな日もないと人生つまらない。

というわけで『最後の息子』。
『パークライフ』の吉田修一デビュー作。
本のタイトルってのはもちろん内容と関係があってつくわけだけど、終盤になってやっとタイトルの意味がわかる本てのは結構好き。
まあとにかく爽やか過ぎない青春小説、結構面白かったです。


新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲して、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記に残された映像とは…。第84回文学界新人賞を受賞した表題作の他に、長崎の高校水泳部員たちを爽やかに描いた「Water」、「破片」も収録。爽快感200%、とってもキュートな青春小説。


ISBN:4167665018 文庫 吉田 修一 文藝春秋 2002/08 ¥530

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