幕張にて
2008年4月17日研究室の展示の手伝い。前日研究室に泊まっていたので徹夜でGO。あまり人は来ないので忙しくないと聞いていたのだが、行ってみるとそうでもなかった。暇とは言えない程度に主に企業の人が話を聞いてくれた。研究の説明をする中で感じるのが、話初めて20秒くらいの間に相手のリアクションから相手の持つ前提知識を推測するということの必要性だ。学会等に発表する際では、その学会にどんな知識を持った人が参加しているのかはおおよそ予想はできるので、それに合わせたスライドを作ればいい。しかし、展示会等では相手の知識というのはまちまちであり、相手の知識を理解した上での説明が要求される。相手の貴重な時間を割くのだから余計な説明はいらない。しかし逆に肝心な話を飛ばしていてはその後の説明に意味がなくなってしまう。だから大事なのは最初の20秒程度だ。そこで相手の知識量を見極めれば、冗長にならず、かといって難しすぎることもない説明が可能だろう。
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