アイデアのつくり方

衝動買いその３。

何やらずいぶん古い本らしく、僕が買った本は第57版だった。

内容はタイトルの通り。どうやってアイデアを生み出すか。その点について実質50ページ強で簡単に書いてある。

要点だけをまとめると

・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである

・アイデアをつくる方法は以下の５手順である
１．資料集め。徹底的に情報を頭に入れる。
２．これらの資料を頭の中でこねくり回す。これも徹底的に。
３．一度問題のことを完全に忘れる。
４．アイデアが頭に生まれる。エウレカ。
５．アイデアを具現化させる。

ということらしい。

翻訳調の日本語で少し読みづらいところもあるが、簡潔で面白い。
アイデアをつくるための具体的な方法については、自分で今まである程度意識して実践してきたことで、目新しさはあまりなかった。
しかし、今までなんとなく行っていたことを明確に文章化されると、自分のやり方の甘い点なども浮かび上がってくる。
ある意味それはそうで、自分は何となくでやっているのに対して、著者はアイデアを売って飯を食ってきた人なのだ。覚悟が違う。
けれど、これからは自分もこれで飯を食わねばならない。
分野はだいぶ違うが、アイデアで飯を食わねばならない。
そう考えると、これからはアイデアを生み出すことにもっと徹底して取り組んでもいい気がしてくる。