先週友人の結婚式に出席してきた.学部時代の同期であり,共に麻雀を打ち狂っていた友人である.当時彼の家は半ば雀荘と化しており,いろいろな人物が出入りしていた.僕はそんな中で一二を争う出席率だったために様々な人と麻雀を打ち,結果的に一度もしくは二度卓を囲っただけの関係の人もしばしば.そんな彼らに今回の結婚式で再会したのだ.もう3年以上も前に数時間卓を囲いあっただけの人間が,お互いを認識した瞬間に「おおおおお!!!」と咆哮し,固く手を握り合い,また肩を組み合った.3年4年という月日は決して短い時間ではない.だが僕は,そしておそらく彼らも,共に卓を囲んだ夜がまるで昨晩であったかのように感じていた.長年来の友人に再開したような喜び.そんな風に感じたのは,麻雀というある種特殊な環境で出会っていたせいかいもしれないし,新郎の周りに何かしら似た感性を持った人間ばかりが集まっていたせいかもしれない.もちろんはっきりした答えはない.ただ,そういった再会が思いがけず自分の心を震わせたことに多少驚き,また,悪くないと感じた.
それはそれ.これはこれ.
結婚式自体は非常に感動的で,思わず素で泣きそうになりました.結婚おめでとう.

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