御開帳

学会で長野まで。
せっかく長野まで行ったのだからと善光寺の御開帳を参拝。
駅前はそんなに人いなかったのに寺に行ったら結構人多くてびっくり。
流石７年に１度。そもそも御開帳なんてどういうイベントだかよくわからないのだけれど、だいぶ楽しんできた。
良くわからないから人が並んでいる所に並べの精神で片っ端から並ぶ。
本堂の前で列なげーと思って並んでたら、偶然お数珠頂戴の儀式が！
いや、何が何だか分からないんだけど隣のおばちゃんとか”もう泣きそう！”なんて言ってたし有難いものらしい。
とりあえず皆が触っているので意味も分からず回向柱に触り、皆が並んでいるので御印文頂戴に並び(後で調べたところこれで極楽往生の御利益が得られるらしい。ラッキィ！)、そして本堂へ！
うん、本堂はマジかっこよかったです。ヨーロッパとか行った時に教会かっけぇと思ったけど、寺もかっけぇ。負けてないよ、日本。
そして現れる”おびんずる様”。詳細は知らないけど自分の悪いところを触ると病気とかを引き受けてくれるらしい。顔とか皆に触られ過ぎてのっぺらぼうになってて怖かったです。
どこ触ろうかなと思っていたら周囲は人人人。とりあえず一番触りやすそうなちょっと上げてる手にハイタッチしてきた。ハイタッチとか好きです、自分。
さて、問題は本尊を前にして手を合わせた時で、正直どうすればいいのかよく分からない。
なんか今さらだけど、正月とかは願い事言うよなーと思いつつもそれも違う気がして・・・。結局無心で手を合わせて終わる。
こういう時何が正しいんだろ。キリスト教なんかは祈りを捧げる的な奴だったなーと思いつつ。ま、楽しめればなんでもいいか。
兎にも角にもそろそろ帰ろうとした矢先長蛇の列発見！これが最後だ！とにかく並べの精神で並ぶ並ぶ。
ところが並んでびっくりまさかの１時間待ち！ここはTDLか！
しかも並んだ”お戒壇めぐり”中の様子が見えずどんなものかさっぱり分からない。
これでしょぼかったらどうしようと思い始めていたのだが、良い意味で期待を裏切られる。
行事的には如来様の真下にある錠前に触れると極楽浄土行けちゃうよってイベントらしいのだけれど、その如来様が光が嫌いだかなんだかで、真っ暗な地下道を進むことに。しかもこれが本当に真っ暗な上に長い。目を閉じても開いていても変わらないほどの暗闇って初めてかもしれない。ぶっちゃけちょっと怖かったけど面白い体験だった。

というわけでだいぶ楽しみました。あと善光寺っていう地酒が美味かったです。また飲みたいなー。