"Argumented Reality"　2年くらい前に大学の講義で話を聞いた時は"へー、それで？"って感じだったけど，こいつはすげーなーって思った．

http://www.youtube.com/watch?v=5fZk0HaIs4s&feature=player_embedded

上記はiPhoneと組み合わせて撮影中の動画に地下鉄の位置を表示してくれるアプリ．
こんなのあったら新宿だろうが渋谷だろうがもう迷わないのに・・・．

iPhnoeを筆頭に携帯端末のパフォーマンスが想像以上のスピードで向上していて，そのおかげで想像以上に想像上の未来がやってくる気がする．誰か面白いアイディアを出せば爆発的に広まるんじゃないだろうか．

ちょっとした会話の中で後輩に「そんなに意思が弱いようじゃダメじゃないですか」と言われる．

会話の中では特に僕に対して言った意味ではなかったが，こちらからすれば自分に対して言われているようなもので，少し言葉が突き刺さった．

自分の意思が弱いのは自覚してるし，どこかそれでもいいやと開き直っていた節があった．が，やはり意思が弱いのはダメらしい．

簡単に周りの意見に動かされるのも意思が弱いという気もするけど，今回の言葉は胸に刻んでおこう．

意思が弱いのはダメです．(僕の場合)



ちなみに僕が胸に刻んだ研究室の仲間の言葉に「どっちでもいいってのは結局やったほうがいい」という言葉がある．
これを胸に刻んで以来，やってもやらなくてもどっちでもいいと思ったらやるようにしている．また，"どっちでもいいです"とかいう輩にはやるように仕向けている．それでやはりやらないとか言っているなら，それは最初からやりたくないってことで，どっちでもよくはなかったということだ．どっちでもいいと思ったらとりあえずやるようにしてみるといい．そうすれば本当にどっちでもいいのか，あるいは実はどっちでもよくないのかはっきりする．
まあ，その言葉を口にした本人はそんな意図で言ったわけではないだろうけど．

学会帰りにMOTへ。
本年２度目のスーツで美術館。
今回は人が少なすぎて変に悪目立ちはせず。

音と光。白と黒。それらを構成するfigure。
インスタレーション中心で何がなんだか分からないけど、
その何がなんだかわからない不思議な空間ってのは好き。
実はちゃんと作者の意図を理解して見るともっと面白かったりするのだけど
今回はあまり時間もなかったのでさらっと。
matrixという作品が印象的だった。
symmetricに配置された超指向性スピーカーから発せられるsin波。
それらが作りだす音場の中を歩けば、視覚では見えない音場が視えてくる。
ある意味でインタラクティブな作品で好みです。

あー、なんか超音波を使ったインスタレーション作りたいなー。


それはそうと今週末は一橋の文化祭で中村航の講演会があるらしい。
行きたいけど・・・。

やりたいことは全部やる主義だったけど、まあ人間の時間は有限なわけで。

タバコと麻雀と漫画を少し控えます。

あ、タバコはあまり時間とは関係ないか。

学会で長野まで。
せっかく長野まで行ったのだからと善光寺の御開帳を参拝。
駅前はそんなに人いなかったのに寺に行ったら結構人多くてびっくり。
流石７年に１度。そもそも御開帳なんてどういうイベントだかよくわからないのだけれど、だいぶ楽しんできた。
良くわからないから人が並んでいる所に並べの精神で片っ端から並ぶ。
本堂の前で列なげーと思って並んでたら、偶然お数珠頂戴の儀式が！
いや、何が何だか分からないんだけど隣のおばちゃんとか”もう泣きそう！”なんて言ってたし有難いものらしい。
とりあえず皆が触っているので意味も分からず回向柱に触り、皆が並んでいるので御印文頂戴に並び(後で調べたところこれで極楽往生の御利益が得られるらしい。ラッキィ！)、そして本堂へ！
うん、本堂はマジかっこよかったです。ヨーロッパとか行った時に教会かっけぇと思ったけど、寺もかっけぇ。負けてないよ、日本。
そして現れる”おびんずる様”。詳細は知らないけど自分の悪いところを触ると病気とかを引き受けてくれるらしい。顔とか皆に触られ過ぎてのっぺらぼうになってて怖かったです。
どこ触ろうかなと思っていたら周囲は人人人。とりあえず一番触りやすそうなちょっと上げてる手にハイタッチしてきた。ハイタッチとか好きです、自分。
さて、問題は本尊を前にして手を合わせた時で、正直どうすればいいのかよく分からない。
なんか今さらだけど、正月とかは願い事言うよなーと思いつつもそれも違う気がして・・・。結局無心で手を合わせて終わる。
こういう時何が正しいんだろ。キリスト教なんかは祈りを捧げる的な奴だったなーと思いつつ。ま、楽しめればなんでもいいか。
兎にも角にもそろそろ帰ろうとした矢先長蛇の列発見！これが最後だ！とにかく並べの精神で並ぶ並ぶ。
ところが並んでびっくりまさかの１時間待ち！ここはTDLか！
しかも並んだ”お戒壇めぐり”中の様子が見えずどんなものかさっぱり分からない。
これでしょぼかったらどうしようと思い始めていたのだが、良い意味で期待を裏切られる。
行事的には如来様の真下にある錠前に触れると極楽浄土行けちゃうよってイベントらしいのだけれど、その如来様が光が嫌いだかなんだかで、真っ暗な地下道を進むことに。しかもこれが本当に真っ暗な上に長い。目を閉じても開いていても変わらないほどの暗闇って初めてかもしれない。ぶっちゃけちょっと怖かったけど面白い体験だった。

というわけでだいぶ楽しみました。あと善光寺っていう地酒が美味かったです。また飲みたいなー。

フットサル→テニス→研究室泊まり→実験→麻雀→飲み→徹カラ→家→研究室←今ココ＠Sunday night

とても社会人としての自覚云々言ってた奴の行動とは思えないのですが・・・

もう一週間くらい前の話だけれど．

そもそも同じ大学に入学式３回目なんて奇妙な話で，でも行かないと学生証がすぐに手に入らないということで本郷へ．
そしてついでに国立西洋美術館へ．ルーブル展で非常に混んでいるのかと思いきやそうでもなく．金曜の開館時間延長を知っている人が少ないのだろうか．
しかし，スーツのまま行ったら想像以上に浮くことに･･･．時折感じる人の視線で落ち着かずあまりゆっくり見ることができず．
まあルーブルの作品は是非フランスで見たい所です．

最近”売れないミュージシャン”の検索ワードで飛んで来る方がぼちぼちいらっしゃる．

世の中にはどれくらいの売れないミュージシャンが存在するんだろうか．

＞同業者の方

がんばりましょう

学部からの同期３人が偶然揃う．
思えば”お前らがいるなら柏でもいいか”と言い合って選んだ３年間だった．
その選択がどうだったのか．今振り返ってみれば”大正解”だったと胸を張って言える．
俺は卒業しないから４月からも別に大して変わらないなんて思っていたが，そんなことはないんだなあと思った．
４月からはこいつらはいない．また３人揃って会うことはあるだろうが，その時は社会人と学生だろうし，そんなにしょっちゅうは会えないだろうし．
３月って別れの季節なんだなあと，２４年間で最も実感した１日だった．

先週友人の結婚式に出席してきた．学部時代の同期であり，共に麻雀を打ち狂っていた友人である．当時彼の家は半ば雀荘と化しており，いろいろな人物が出入りしていた．僕はそんな中で一二を争う出席率だったために様々な人と麻雀を打ち，結果的に一度もしくは二度卓を囲っただけの関係の人もしばしば．そんな彼らに今回の結婚式で再会したのだ．もう３年以上も前に数時間卓を囲いあっただけの人間が，お互いを認識した瞬間に「おおおおお！！！」と咆哮し，固く手を握り合い，また肩を組み合った．３年４年という月日は決して短い時間ではない．だが僕は，そしておそらく彼らも，共に卓を囲んだ夜がまるで昨晩であったかのように感じていた．長年来の友人に再開したような喜び．そんな風に感じたのは，麻雀というある種特殊な環境で出会っていたせいかいもしれないし，新郎の周りに何かしら似た感性を持った人間ばかりが集まっていたせいかもしれない．もちろんはっきりした答えはない．ただ，そういった再会が思いがけず自分の心を震わせたことに多少驚き，また，悪くないと感じた．
それはそれ．これはこれ．
結婚式自体は非常に感動的で，思わず素で泣きそうになりました．結婚おめでとう．

以前ポスドクの事を”売れないミュージシャンみたい”と言った人がいて，妙に的を得ているなあと感心したことがある．任期(契約期間)付きの職場．成果(ヒット)が出なければ次の職場はないかもしれない不安定な仕事．それでも研究(音楽)がやりたくて，研究職(ミュージシャン)を夢見て日々を生きている．
ここで話は変わるが，あまり人を嫌わない自分だが実は嫌いな人種がいる．口先ばかり大きなことを言って何も具体的な行動をしていない輩だ．分かりやすく言うなら「俺は将来ビッグになってやるぜ」なんて言いながら何もしてない奴だ．もっと具体的に言えば「俺は将来メジャーデビューして人気アーティストになるんだぜ！」なんて言いながらろくに曲も作らず，ライブも行わず，レーベルへの売り込みもしようとしない輩だ．
と考えてみると，俺が嫌いなのは要はダメな売れないミュージシャンキャラなわけだが，最初に述べたように俺がこの先最も辿り着きそうなポスドクってやつも売れないミュージシャンみたいなものだ．つまり，バリバリ研究してテニュアゲットしてやるぜ！くらいの気持ちで研究しなければ，俺は自分が最も嫌いな人種に成り果ててしまう．ということに気がついた．

うわああああああああああああ．まずいよ．まずいよ．

ちょっと気合を入れ直さんと．

研究室のOBを交えてフットサルをしてきた．現役OB合わせて20人弱．年代も幅広くチームover30なんてのもできたりしていた．これだけ幅広い年代からこの人数を集めてくる幹事の力は凄いと思う．まあ集まってるほうも凄いが．
久々のフットサルは足をつりそうだった．というか最後はちょっとつってた．隠してたけど．チームの勝利には貢献したと思うが，プレーがかなり粗かった．もっとサッカー上手くなりたい．問題はボールタッチとかじゃなくて，純粋に下半身の筋力不足な気がする．足が思ったとおりに動かないのはストレスフル．
今回の企画が定例化するかもしれないらしい．年２，３回くらいがちょうどいいか．こういうOBと現役を繋ぐ企画は非常に楽しい．あと３年は俺が現役の代表だろうから色々リーダーシップをとらんといかんなあ．

例年この時期に開催される東京五美術大学連合卒業・修了制作展，通称”五美大展”に足を運ぶ．数年前上野で偶然足を運んで以来，なんだかんだと毎年楽しみにしている．昨年からは会場は国立新美術館．五つの美大の卒業生・修了生，すべての作品が展示してあるものだからその数は圧倒的．と，同時に十人十色の作品群はとてもカオス．通常の展覧会と違い，キュレーターの手があまり（全く？）入っていないのだから当然か．個々の作品それぞれがそれ単体で自己主張する．それでも全体を通して共通するのは創作に対するエネルギーのようなものだ．立場は違えど同世代の作品群．言わば卒論・修論みたいなもの．それらを観ていると，”ああ俺も何か作りたい．俺も何か作らなくちゃ”という風に創作に対するモチベーションが喚起されるのだ．
それから思いがけない出会いもあった．”2009年の初詣”と題されて展示されていた作品．いくつかのお守りが解体されて展示されていたのだが，その中に”玉村八幡宮”の文字が．びっくりして作者，佐藤未来さんのプロフィールをみると別に玉村の人でもないらしい．どういう経緯で玉村八幡を訪れたのかは分からない．とにかく，玉村八幡宮のお守りに六本木で出会ったという事が印象的だった．

修論終わったんでラボの同期とエジプトへ。

以下エジプトの感想

・信号がない。車線という概念もないようなもの。
クラクション鳴りまくり。道路に車があふれてるけど人もあふれてる。

・観光客多い。観光収入が国の収入の大部分を占めてるらしい。
治安自体はいいよう。でも観光客からぼったくるのは悪いことと考えてないらしい。
と言っても物価が安いので大した額ではないが。

・ピラミッドは想像していた以上にでかい。

・主要な観光地から離れると外国人はちゃんとストレンジャーとして見られる。
子供可愛い。

とまあ、楽しかったです。エジプト。

２日前ほど修論のディフェンスがありいろいろと終了。

ディフェンスと書いたが正直ディフェンスにならなかった…。

寝不足＆体調不良も相まってふるぼっこでした。

指導教官の先生ごめんなさい・・・。

それでもなんとか卒業させてくれるらしい。よかった。

そしてディフェンス終了後のほうが忙しかったという現実。

修論にかまけていろいろと放置しておいたら締切がブッキングしまくり。

加えて完全に体調を崩しもうどうしょうもない感じでした。

ま、なんとか全部終わらせたので明日から卒業旅行行ってきます。

予算申請書というか研究計画書というかを書いている。

たいした分量でもないしすぐに終わるだろうと思っていたのが間違いだったのか。

予想以上に時間がかかって気が滅入りそうになる。

いつもグラント書きやら報告書書きに苦労しているボスの気持ちがよく分かった。

そしてどんどん夢が膨らむ研究計画書。

本当にこれ全部できたら２年で６・７本は論文書けそう・・・。

とりあえず今は気にせず字数だけ埋めるが、これは後で大幅修正が必要かも。



修論が終わったのに机にべったり。ストレスフル。

年が明けてからは基本的に修論書いてました。

修論なんてどうでもいいと思いつつも、以外と大変だったり。

二日に一回は研究室に泊る生活しながらなんとか提出完了しました。

後は発表を残すのみ。

発表終わったらちょっとエジプトまで行ってきます。

もはや誰が見てるのかさっぱりわからない日記ですが、今年もよろしくお願いします。

さて、2009年になってすでに一週間ですが例年通りに今年の目標。

・きちんとデザインして作るあるいは動く。
・社会人としての意識を持つ。

の二点でいこうと思います。とりあえず。

ひとつめはあれです、突発的な行動をやめるって意味じゃないんです。

それよりも、なんとなくあれが作りたい、あれがしたいという状態で、

なんとなくで動いて結局何も結果が残らないなんてことがないようにしたいってことです。

作りたいと思ったらまずデザインする。そしたら現実的に無理だとか、

あるいはこれをクリアすればいけるとか、見通しが立つと思うのです。

行動にしてもしかり。

突発的に思いついて、それがすぐに実行できない時は、

徹底的に具体的な行動に落してデザインする。

そしたらやっぱり無理かどうかわかってくる。んじゃないかなと。

逆に行けると思ったら実行できるし。

それからふたつめは…

まあ来年度社会人か学生かと聞かれたら学生なんですが、

気持は社会人でないとまずい立場に立つわけです。

あと年齢的にもね。

そういう意識を常にもってないと、このまま学生気分の延長ですごしてしまいそうで怖いのです。

3年しかないしね。とりあえず。来年度からは将来を見据えて動きます。たぶん。

やらなきゃいけないこと。やりたいこと。やれること。

ちゃんと考えて生きていければいいですが。

先週研究室にやってきた韓国人の先生の言葉。

まあいろんなところで言われていることではあるんですが、

最近はどこか論文書いてりゃいいんじゃないかと思ってる節もあったので

改めてハッとさせられました。

論文書くのは当たり前。

それでちゃんと使える、社会に還元できるものを作るのが仕事なんだよなぁ。

ま、とりあえず修論書こう。